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ストーリー

遙か古より、手にした者に無限の力を授けると謳われていた伝説の秘剣「ラングリッサー」。
その剣を奪おうとする者と守ろうとする者たちの間で多くの血が流されていたが、古き英雄の末裔バルディア王家の手によって長い間守られ続けていた。
しかしダルシス帝国皇帝ディゴスは、この秘剣を手に入れ大陸を制覇するという野望を抱き、大軍を従えバルディアを制圧し、ラングリッサーを奪い取った。
ところが、ラングリッサーを奪ったために、剣によって封印されていた闇の軍勢が復活してしまう。バルディアの王子レディンは多くの仲間の力を借りて、ダルシス軍を打ち破りラングリッサーを取り戻すことに成功する。そして闇の軍勢も撃破し、剣と共に再び封印したのであった…

あれから数百年後…。
バルディア王国はすでになく、「ラングリッサー」もすでに伝説の剣となっていた頃、レイガルド帝国は大陸各地への侵攻を始めていた。その背後には闇の王子ボーゼルと、聖剣「ラングリッサー」と相対する魔剣「アルハザード」が絡んでいるという。
アルハザードを手に入れた帝国は、その封印された真の力を解放することと同時に、大陸統一というあまたの王が夢に見、そして破れていった大いなる野望を果たそうとしていたのだ。そしてその計画は着実に進みつつある…
サルラス領の近くの村に、一人の冒険者が現れ滞在していた。
"親友"として慕う友人ヘインや村人たちとの穏やかな日々。しかし、村にレイガルド帝国の軍勢が襲撃してきたことからすべてが一転する。帝国軍が、ヘインの幼なじみで"光の巫女"と称される少女リアナを連れ去ろうとしていたのだ。
彼とヘインは、リアナを助けようと武器を手に立ち上がるのだった。